初めて作った同人誌の話

同人活動ページを更新しました。

2018年に参加させて頂いた晴敏さんのR18本情報です。既に完売済ですが、掲載許可を頂いたので紹介させて頂きます。私の寄稿したページも転載許可を頂いたので、またどこかのタイミングで掲載予定です。

f:id:mno2info:20211009221834j:image

他にもゲスト参加する機会がありましたら、是非こちらのページへ追加・紹介させてください。いや、本当はゲスト参加以外でも、この世に頒布された事があるすべてのシェルル本まとめページが欲しい…!!(切望)

 

 

さて、そんな情報ともう一件。先日発行した新刊と共に、初めて作った同人誌情報を掲載しました。

f:id:mno2info:20211009221846j:image

2003年に発行したコピー本。

表紙画像は担当した裏表紙です。

私の最初で最後(断言)のシェアル作品。一緒に発行した方ががシェアルとシェルル、両方好きだったため、混ぜたCPで出すことになりました。

 

■サークル「ORANGE CROWN」

当時、個人サイト同士で繋がりのあったシェルル同志様と作ったサークルです。本を作ったのはこの一度だけですが、サイト閉鎖されるまで本当に仲良くして頂きました。相方(便宜上こう呼ばせて頂きます)は同じ歳なのに絵がめちゃくちゃ上手くて、当時私の中の神で憧れの人でした。そんな神と一緒に本を作れる…やばい(語彙力)

一緒に本を作るにあたり、私が裏表紙と本編の小説を担当、相方が表紙と挿絵さらに印刷製本を担当してくれました。はい、ここも神ポイント。

f:id:mno2info:20211010003412j:image

前書きにも挿絵があるのですが、そちらは別の同志様がイラストを寄稿してくださいました。正直そのことはすっっっかり忘れていたのですが、本を見返したら挿絵とは違う可愛らしい絵がありまして…。こういうことってホント見返して初めて思い出しますね。

前書きイラストも挿絵もシェルルがあるので載せたいところなのですが、作者との連絡手段が一切ないため掲載許可が取れず南無。もし当時ツイッターみたいなツールがあったら変わったのかな。インターネットは情報のタトゥーと言われてますが、あえて残さないと本当にまったく残らん。当時のやりとりとか、本当どうなってたんだ(困惑)

f:id:mno2info:20211010003203j:image

自分が描いた中表紙があったのでそれだけ貼っときますね。誰おま。(当時の自分は和服ルルー様のつもりだった)

 

■印刷・製本方法

今では小冊子印刷からの中綴じホッチキスが当たり前ですが、このコピー本は最近あまり見かけない製本方法なので、少しだけご紹介。

<用意するもの>

<作り方>

  1. A4用紙に2in1で本文を印刷し山折りする
  2. 山折りした本文をページ順に重ね合わせる
  3. 表紙をA4でカラー印刷し谷折りする
  4. 2で作った本文を3で作った表紙で包む
  5. 表紙の上からホッチキスで平綴じする
  6. 完成!

f:id:mno2info:20211010003147j:image

すごく簡単な作りですが、印刷製本を担当してくれた相方は色々拘ってくれたみたいで、表紙の用紙に厚口でひと回り大きめの紙を使用してくれました。ちょっと特別感のある紙で、本当に同人誌っぽい!!送られてきた本を手にした時、めちゃくちゃ感動したのを覚えています。

 

■当時の通販事情

コピー本は通販限定で頒布しました。今みたく通販代行サービスなどまったくない時代でしたので、ある意味本当に自家通販です。

個人サイトに本の情報を掲載し、通販希望の方はメールを送って頂きます。決済方法は懐かしの郵便小為替(役所か)。本の代金分の小為替を返信用封筒と共に自宅に送って頂き、返信用封筒に商品を詰めて発送しました。

当時こちら実家暮らし。自分宛とはいえ知らない人からの手紙を家族に勝手に開けられないか&事情を聞かれないかマジでドキドキ。あ、でもよく考えたら新聞や雑誌で住所本名ガチオープンして文通相手探してたから、当時はあまり気にされなかったかも。しかし親には内緒で始めたことだからドキドキした事実は変わらない。

このコピー本をいくらで頒布していたか、ま〜ったく覚えていませんが、送料が案内した料金より高かったことと、小為替の手数料でほぼ0になってしまった記憶があります。ほんまアホ。

ちなみに在庫と売上、告知や通販案内などすべて各自自由に、という形をとっていました。なので、相方が何人に頒布したかまったく分かりませんが、私からこの本が出たのは一人だけです。持ってる人、レアです。

 

■見せられません

ここまで書いといてアレですが、見返すと厨二病全開で鳥肌がすごいので、内容はお見せできません。厨二病裏ページに掲載も考えたのですが…無理!恥ずか死してまう。それでも一応一冊だけ保管用に残っているので、シェルルオフする機会がありましたら希望者にはお見せしたいと思います。その時はぜひ神絵に感動し小説で爆笑してください。対戦よろしくお願いします卍

 

それではさようなら。